無駄遣いは贅沢。

無駄遣いは楽しい贅沢

スマートスピーカーが流行ってるようです。

最近話題のスマートスピーカー、「Amazon EchoKindle本の読み上げに対応」という気になるニュースがありました。スナツブはgoogle homeは持っているのですがAmazon Echoは持っていないので具体的な操作や本の種類などはわかりませんが、かなり気になりますね。

ちなみにgoole homeの方もplayで買った本の朗読機能はあるようです。やったことありませんが。

 

さて、このニュースで国内最大手(と思われる)オーディオブック業者のFebeは厳しくなりそうです。

株価は高いが、世の中は景気が良いのか。

今、東証1部の平均PERは、20倍程度でしょう。

PERの値をみて高いと思うか低いと思うかは、その株に対してどの程度の利回りを期待しているかによりけり、あくまで主観によるものです。ただスナツブは低いPERが好きなので、PERが20倍と聞くと高いと感じてしまいます。 

ちなみに5年前の平均PERも20倍程度、その時から株価が約2倍になったことを考えると、株価が上がった割には、PERが全然上がっていません。それだけ世の中の景気が良いのでしょう。

金利は凄く低い、安全な資産の金利は特に。

安全な資産はなんでしょうか。リスクプレミアムを計算するときに、通常は無担保コールレートなり国債なりを基準とするでしょうが、どちらにせよ金利は「0」で計算しても良いと思います。

国債金利がマイナスになるぐらいのご時勢ですから。

 

あ、日本限定の話しです。アメリカの金利は上がりつつありますね。

医療保険は必要でしょうか。

医療保険は掛けていません。必要かもしれませんが、スナツブは「現在の医療制度が続く前提で考えると、不要」と結論付けています。もう少し詳しく言えば医療保険が不要である前提は、

  • 高額の医療費負担を避けられる高額療養費制度があること
  • 傷病手当金を初めとする休業補償があること
  • 一時的な金銭負担に耐えられる貯蓄があること

の3つだと思います。

 

 高額療養費制度

医療費が上限額を超えた場合、超えた額が給付される「高額療養費制度」があります。この制度がいつまで続くかはわかりませんが、すぐになくなることはないでしょう。

 

休業補償(傷病手当金等)

傷病手当金は療養中に給付されます。また、雇用保険労災保険などから傷病手当金に相当するものが給付されることもあります。(基本的に重複給付はない。)

 

貯蓄

上記2つも前提ではあるでしょうが、貯蓄があることが大前提です。貯蓄さえきちんとしていれば、短期的にはなんとでもなると思います。長期的に療養しなければなくなった場合は、保険があろうがなかろうが同じです。

個人年金保険は約に立つでしょうか。

個人年金保険の大きな特徴と、大きく「定期型」と「終身型」に分けたときのそれぞれの特徴について考えました。

 

個人年金の特徴

所得税の控除がある)

条件を満たせば税控除の対象になります。定期型の場合は利率などより税控除の方が目的と言っても過言ではないでしょう。

(インフレに弱い)

現状の低金利状態で利率が固定されると払い戻し時に実質マイナスで戻ってきます。対応策はなく、せいぜいが「配当有」や「積立利率変動型」の保険を選ぶと少しはマシになる程度です。

 

定期型と終身型の特徴

(定期型)

定期型の目的は「税控除のため」です。終身型と違い、元を取ろうと考えながら選ぶものと思います。具体的な税控除を考えながら、その範囲内で保険を掛けるということになると思います。

(終身型)

終身型の目的は「長生きリスクに対する対策のため」です。終身型個人年金保険の最大のメリットは、公的年金保険を除けば「長生きするリスク」に対応ができる唯一の保険であることです。よって終身型は元を取ろうなんて考えて掛ける保険ではないです。死んだらお金なんて関係ないですし。ただし問題はとにかく毎月の保険料が高い。毎月何万もの保険料を払い続けることは、普通無理です。

 

つまり

 定期型と終身型の個人年金保険は別物として考えるべきです。目的が違うものを一緒に考えるべきではありません。お金があれば終身型に入りたいですが、お金がなければ税控除の枠を有効活用するために定期型の個人年金保険を掛ける、という形になるでしょう。余ったお金は貯めるなり投資するなり。

年金制度は複雑だと思います。

年金という言葉は良く聞くけれども、自分に関係することでさえあまり把握していません。歳をとってからでないとなかなか関心がもてないというのが一番の理由かもしれませんが。

年金制度は大雑把に分けて、属性(会社員、自営業者、専業主婦、等)と階数(国民年金、厚生年金、等)によって分けられています。以下の記述は、主に会社員(公務員)についてのみ記載しています。

 

いわゆる1階部分

ここは会社員に限らず全員が「国民年金」になります。定額拠出型の社会保険で、20歳以上60歳未満の人が国民年金への加入資格を持ちます。

 

いわゆる2階部分

会社員(公務員)であれば「厚生年金」になります。(公務員の共済年金は厚生年金に統合された。)国民年金と違い所得比例型になります。なお、自営業者は2階部分から任意になります。

 

いわゆる3階部分

今のところ会社員が関係する制度は「厚生年金基金」「確定給付年金」「確定拠出年金(企業型、個人型)」がありますが、統廃合が進んでいるようです。また各制度間で入れる入れないなど、人によって制限があるようです。なお、公務員は「年金払い退職給付」の一択でしたが、最近「確定拠出年金(個人型)」に加入できるようになりました。

 

 

アセットアロケーションの主役は、株と債券です。

アセットアロケーションって聞くと良く分かりませんが、「資産配分」って、日本語表記にすると凄くわかり易いですね。

さて投資において、資産配分の主役になる株や債券ってどう違うんだろうか、と言うのを改めて確認するのが記事の趣旨です。

 

株ってなんだろう

株のことをざっくりと箇条書きにしていくと、

  • 企業に投資するということ
  • 企業の利益は株主に属するが幾らになるかは分からない
  • 企業が赤字になれば投資資金が減るのと同じ
  • 企業業績によって株価が左右される

 

債券ってなんだろう

投資における債券のことをざっくり箇条書きにしていくと、

  • 企業にお金を貸すということ
  • 企業が儲かろうが儲かるまいが一定額の利子がもらえる
  • 企業が赤字になっても元金は返済される
  • その時の金利状況によって債券価格が左右される

  

リスクは忘れてはいけない

株は配当金が~%ある、債券は利子が~%ある、と表記されることが多いので良く似ており同一視して、つい「株式は債券よりもリスクがある」という当たり前のことを忘れそうになります。

いや、分かっているんですが、債券の利回りがこうも低いと、高リスクで高利回りの社債が低リスクで低利回りの国債より良く見えたり、業績の安定している配当利回りの良い企業が良く見えたりするんですよね。本当はそんなことはないんでしょうけど。