アセットアロケーションの主役は、株と債券です。
アセットアロケーションって聞くと良く分かりませんが、「資産配分」って、日本語表記にすると凄くわかり易いですね。
さて投資において、資産配分の主役になる株や債券ってどう違うんだろうか、と言うのを改めて確認するのが記事の趣旨です。
株ってなんだろう
株のことをざっくりと箇条書きにしていくと、
- 企業に投資するということ
- 企業の利益は株主に属するが幾らになるかは分からない
- 企業が赤字になれば投資資金が減るのと同じ
- 企業業績によって株価が左右される
債券ってなんだろう
投資における債券のことをざっくり箇条書きにしていくと、
- 企業にお金を貸すということ
- 企業が儲かろうが儲かるまいが一定額の利子がもらえる
- 企業が赤字になっても元金は返済される
- その時の金利状況によって債券価格が左右される
リスクは忘れてはいけない
株は配当金が~%ある、債券は利子が~%ある、と表記されることが多いので良く似ており同一視して、つい「株式は債券よりもリスクがある」という当たり前のことを忘れそうになります。
いや、分かっているんですが、債券の利回りがこうも低いと、高リスクで高利回りの社債が低リスクで低利回りの国債より良く見えたり、業績の安定している配当利回りの良い企業が良く見えたりするんですよね。本当はそんなことはないんでしょうけど。